キャッシングのスペースは日本貸金業協会会員・番号5357号、および大阪府より登録・認可を受けて貸金業を営んでいる平成20年6月設立の消費者金融業者です。店舗は大阪府堺市にある1店舗のみです。創業からまだあまり日が経っていない業者ですが、口コミでは比較的評価の安定した貸金業者のようです。今回はそのスペースの審査体制および評判にアプローチしてみました。
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もくじ
スペースのポイント
- 即日融資対応、土曜日も営業
- 慎重審査
- 大口融資にも対応500万円
実質年利 | 年8.0~年20.0% |
---|---|
借入限度額 | 500万円まで |
借入単位 | 5万円 |
審査時間 | 不定 |
即日融資 | 可能 |
在籍確認 | 電話 |
保証人の有無 | 原則不要だが、審査により必要な場合もあり |
公式HP | http://cashing-space.jp/ |
選べる便利な申し込み方法
窓口・電話・ネットで申し込み
申し込みは店頭窓口・電話・インターネットで可能で、営業区域は全国になります。
営業時間は平日、土曜日の9:30~19:00(日曜・祝日休日)です。
融資の方法は振込もしくは店頭窓口融資となります。
特に振込融資の場合、銀行の営業時間内に振込できないと即日融資ができません。
即日融資を希望している人は申込時間に注意してください。午前中の申し込みが確実性が上がります。
スペースが土曜日に営業しているのは便利ですが、最近は日・祝日も即日審査・即時融資の対応をしている金融機関も少なくありません。
日・祝日しか休みが取れない人は、そちらの対応をしている金融機関もあたってみてはいかがでしょうか。
未成年でも申し込みが可能
申込条件の中で特記事項としてスペースでは満18歳から融資の申し込みができるようになっています。
ところが民法上は満20歳以上を成人と見なしているので、もし18歳、19歳の人に融資をして借金が焦げ付いても、そもそもの契約が未成年を理由に無効とされる可能性があるので金融機関にリスクが発生します。
そのため、一般的には金融機関は満年齢20歳以上を融資の対象者としています。
ではなぜスペースではこの年齢から取り扱いが可能なのか? 疑問に感じたので調べてみると、いくつかの条件を満たすことで融資がなされているようです。
条件としては
- 店舗窓口での申し込みであること
- 働いていて返済能力があること
- 結婚していること
- 親の承諾を得ている
などだそうです。
しかもこれはスペースだけでなく、地方銀行の一つ、佐賀銀行でもフリーキャッシングでちゃんと18歳以上からの取り扱いがなされていました。
(参照元:https://www.sagabank.co.jp/loan/life_rakuraku.html)
銀行が取り扱いをしている以上、これは間違いとは指摘できません。
おそらくこの年齢の方が申し込みに来られたら、それらの条件を満たしているか確認した上で、融資額を下げるとか返済期間を短くするとかで金融機関のリスクを下げながら対応するものと考えます。
ただあまり一般的でないので、できれば法律通り満20歳に達してからキャッシングの申し込みに行かれた方が審査もスムーズに行くものと考えます。
スペースの審査はとても慎重
スペースのネット申込の入力シートをチェックしてみると分かりますが、実に多くの質問項目が用意されているので答えるのに入念な準備が必要です。
これは直接スペースの窓口に融資相談に行ったときも同じく色々な事を聞かれるでしょう。
チェックシートをみて必要な項目を事前に書き出して整理しておいたほうが慌てないで済むと思います。
実際、口コミにも審査でかなり細かくヒヤリングされたというものがありました。
特に勤務先の詳細、他社の借入状況はしっかり把握しておくことが必要です。
他社の借入状況は借入先、借入残高、毎月返済額を1本ずつ確認されますし、また消費者金融以外の銀行・信販・クレジット等の借入件数・金額も全て確認されます。
また過去の債務整理(破産や民事再生、延滞の事実)や家族に内密にするかどうかのヒヤリングもあります。
これはスペースの審査姿勢がオーソドックスということですし、ある意味審査では当然とは思うのですが、個人情報をあまり深く掘り下げられるのが嫌な顧客には申し込みづらいかもしれません。
それぞれの会社の審査の特色を知った上で申し込みを検討しましょう。
審査結果の連絡方法とその後の流れ
スペースでは審査結果の連絡時間について、顧客が連絡可能な時間帯を1時間単位で指定できるので大変便利です。
自宅で電話を受けるとき、家族にばれたくない場合にはこのシステムはうまく活用できます。
審査後スペースより連絡が入れば、それはすなわち審査が通過したことを意味します。
なぜならスペースでは審査に落ちた人には原則として「連絡を入れない」からです。
ただし申込時に「メールで連絡を希望」を選べば、審査に落ちた場合もメールに連絡をくれます。
審査通過の連絡が入れば続けて契約に入り、融資は顧客が希望すれば振込で対応してくれます。
ただし、振込は銀行が受付可能な営業時間内で処理されますので、申し込みや審査のタイミングによって翌日もしくは翌週に振込が延期されることもあります。
返済はスペースの取引銀行返済専用口座に振込するか、もしくは店頭窓口へ顧客が現金を持参する方法で行われます。
もちろん振込手数料は顧客負担となります。
気になるスペースの評判は?
ウェブサイトをチェックしていてやや不満足だったのは、もう少し顧客の要望に添った詳細なQ&Aを作って欲しいと思った事です。
同業他社ではこのQ&Aが割と充実していて、申し込みの流れや審査から契約までの疑問点、あるいは支払い方法の説明など、商品スペック一覧表を見ただけでは分からないところをより掘り下げたメニューが作られていますが、残念ながらスペースではこのメニューが用意されていませんでした。
問い合わせの電話は用意されていますが、顧客サイドに立ったウェブサイト作りが不十分でやや不親切かなと感じました。これからさらに改善されていくことを期待します。
審査はかなりオーソドックスなタイプと思われます。
きちんと準備して審査に臨まないと、審査で落とされてしまう気がします。
口コミチェックでもその点の指摘が多く見られました。
スペースの詳細情報
金利適用方式 | 単一金利 |
---|---|
無利息期間 | なし |
遅延利率 | 実質年率8~20% |
返済方式 | 残高スライドリボルビング返済方式 |
返済タイミング | 毎月1回定額払い |
返済額 | ※別途返済シミュレーション参照 |
返済期間 | 最長6年8ヶ月 |
返済回数 | 1回~80回 |
貸付対象者 | 18歳以上の安定した収入と返済能力、スペースの審査基準を満たす人 |
利用用途 | 自由 |
担保の有無 | 不要 |
スペースの返済シミュレーション
残高スライドリボルビング返済方式に基づいた返済シミュレーションです。
借入金額を10万円に固定して返済回数別に各回返済額を出しています。
融資上限額がスペースの場合、500万円と大きいのですが、利用者の大半を占める融資額100万円までは適用金利はこの法定上限金利18.0%が適用されると考えています。
そのため、仮に融資額が20万円ならこの返済シミュレーションを2倍にして計算していただければおおよその毎月返済額が算出できます。
借入金額 | 適用金利 | 返済回数 | 各回返済額 | 返済総額 |
---|---|---|---|---|
10万円 | 年18.0% | 36回 | 3,600円 | 約129,600円 |
10万円 | 年18.0% | 48回 | 2,900円 | 約139,200円 |
10万円 | 年18.0% | 60回 | 2,500円 | 約150,000円 |
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