24時間利用できて便利なコンビニの提携ATMですが、キャッシングで利用する場合の利用可能時間はカードにより異なり、必ずしも24時間キャッシングを利用できるわけではありません。
また、利用が限られている場合もあります。
コンビニの提携ATMでキャッシングを利用する場合の注意点や、キャッシングでの具体的な利用方法についてご紹介します。
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もくじ
コンビニの提携ATMでのキャッシングに必要な準備とは?
コンビニの提携ATMでキャッシングするにはキャッシング可能なカードが必要
キャッシュカードを持っていれば、コンビニの提携ATMを誰でも使うことができます。
ですが、いきなりコンビニに行って誰でもお金が借りられるわけではありません。
コンビニでキャッシングするには、以下のようなカードを持っている必要があります。
キャッシングには様々な種類があるので、初めて利用する方は特にご注意ください。
コンビニの提携ATMで現金を借りることができるのは、次の種類のカードです。
- 銀行のカードローン専用カード
- 銀行のカードローンが利用できるキャッシュカード
- キャッシング利用枠のあるクレジットカード
- 消費者金融会社が発行したキャッシングカード
それぞれのカードの暗証番号が必要になりますので、事前に確認しておきましょう。
クレジットカードの場合は、事前にキャッシング枠を申し込んでおかないと使えません。
クレジットカード作成時に申し込んでおくか、あるいは、電話でキャッシング枠を申込みます。
申し込み用紙を提出するなど手続きが必要になりますので、少し時間がかかります。
コンビニの提携ATMでのキャッシング可能な時間の違い
24時間営業のコンビニなら、コンビATMは24時間利用可能ですが、コンビニの提携ATMでのキャッシングが24時間利用できるわけではありません。
利用可能な時間は金融機関により異なり、24時間利用できない場合もあります。
24時間利用可能なキャッシングはごくわずかで、コンビニの種類やカードの種類によっては利用できない時間帯もあるのでご注意ください。
コンビニの提携ATMの利用可能時間を比較
イーネットATM(E-net)の場合
種類 | サービス名 | 利用可能時間 | 利用手数料 | 消費者金融 | アコム | 24時間利用可 | 1万円以下 108円 |
---|---|---|---|
1万円超 216円 | |||
プロミス | 7:00~24:00(※1) | 1万円以下 108円 | |
1万円超 216円 | |||
SMBCモビット | 8:00~21:00 | 1万円以下 108円 | |
1万円超 216円 | |||
銀行カードローン | みずほ銀行 | <借入> 月~金 0:00~24:00 土曜 0:00~22:00 日曜 8:00~24:00 | 0円 108円 216円 (※2) |
<返済> 月曜 8:45~18:00 火~金 8:45~18:00 土・日 9:00~17:00 | |||
楽天銀行 | 0:05~23:45 | 無料 |
セブン銀行ATMの場合
種類 | サービス名 | 利用可能時間 | 利用手数料 |
---|---|---|---|
消費者金融 | アコム | 0:10~23:50 | 1万円以下 108円 |
1万円超 216円 | |||
プロミス | 0:10~23:50(※1) | 1万円以下 108円 | |
1万円超 216円 | |||
SMBCモビット | 0:10~23:50 | 1万円以下 108円 | |
1万円超 216円 | |||
銀行カードローン | みずほ銀行 | <借入> 月~金 0:00~24:00 土曜 0:00~22:00 日曜 8:00~24:00 | 0円 108円 216円 (※2) |
<返済> 月~金 0:00~24:00 土曜 0:00~22:00 日曜 8:00~24:00 | |||
新生銀行カードローン レイク | 0:10~23:50 | 無料 | |
楽天銀行 | 無料 |
(※1)ATMにより営業時間、休日が異なります
(※2)時間帯、カード種類、金額により異なります
クレジットカードはキャッシング枠の限度額を確かめよう
キャッシングとカードローンはどちらも金融機関から現金を借り入れるサービスですが、大きな違いは、キャッシングは金額が比較的低額で期間が短いという点です。
つまり、利用限度額に大きな差があるのです。
カードローンサービスを使ってキャッシングする場合、利用限度額は最大でおよそ500万円から1000万円程度ですが、クレジットカードでのキャッシング利用枠は平均30万円程度、多くて80万円、少ない場合は5万円程度です。
クレジットカードでキャッシングを利用したい場合は、自分のカードのキャッシング枠がどれくらいにあるのか確認しておくことをおすすめします。
また、クレジットカードのキャッシング枠がショッピング枠に含まれている場合があります。
その場合、クレジットカードでたくさん買い物をしてしまうと、キャッシング枠が少なくなってしまいます。
例えば、ショッピング枠30万円、内キャッシング枠10万円の場合、ショッピングで25万円使ってしまうと残ったキャッシング枠は5万円です。
ショッピングで30万円使い切ってしまうと、キャッシングはできません。カードの設定によっては注意が必要です。
コンビニの提携ATMキャッシング・返済の利用方法とは?
コンビニの提携ATMにはいろいろな種類があるので利用方法はそれぞれ異なりますが、基本的な使い方はどれもだいたい同じです。
表示方法が多少違っていたり、カードを挿入するタイミングが違うという程度の差があるだけなので、おおよその流れがわかっていればどこのコンビニの提携ATMでも簡単に利用することができます。
コンビニの提携ATMでキャッシングをする方法
ごく一般的なコンビニの提携ATMのキャッシング方法をご紹介します。
最初に、「クレジット」や「カードローン」、「キャッシング」といったメニューを選択してから操作を始める場合と、そういったメニューがなく、最初に「お引き出し」メニューを選択する場合があります。
選択するボタンの名称が多少異なりますが、ほとんどの場合同じような手順で操作できます。
- 「クレジット」「カードローン」「キャッシング」などのボタンを選択する
※種類によって表示が異なる
※この画面がなく、直接次の画面が開く場合もある - 「ご出金」「借入れ」「ご融資」「お引出し」などのボタンを選択する
※種類によって表示が異なる - カードを挿入する
- 暗証番号を入力する
- 希望する利用額を入力する
- 「一括払い」「リボルビング払い」「リボ払い」などのボタンを選択する
※種類によって表示が異なる - 内容を確認して「OK」ボタンを選択する
- カードと明細が出力される
- 現金を受け取る
コンビニの提携ATMでキャッシングの返済をする方法
続いて、キャッシングの返済を行う方法をご紹介します。
キャッシング同様、最初に「クレジット」「カードローン」「キャッシング」といったメニューを選択してから操作を始める場合と、そういったメニューがなく最初に「お預け入れ」メニューを選択する場合があります。
選択するボタンの名称が多少異なりますが、ほとんどの場合同じような手順で操作できます。
- 「クレジット」「カードローン」「キャッシング」などのボタンを選択する
※種類によって表示が異なる - ※この画面がなく、直接次の画面が開く場合もある
- 「ご入金」「ご返済」「お預け入れ」などのボタンを選択する
※種類によって表示が異なる - カードを挿入する
- 暗証番号を入力する
- 返済額を入力する
- 現金を投入する
- 内容を確認して「OK」ボタンを選択する
- カードと明細が出力される
- おつりがある場合は受け取る
こちらのページでは、もっと詳しくコンビニの提携ATMを利用した返済の仕方を紹介しています。
コンビニの提携ATMの利用手数料を抑える方法
とても便利なコンビニの提携ATMですが、その分利用手数がかかります。
1回ごとの手数料は少額ですが毎回の利用ごとに手数料を支払っていると、気がついたら手数料だけでかなりの金額を支払っていたなんていうことにも。
少しの工夫やカードの選び方で手数料を安く、あるいは無料にすることができます。
ネットキャッシングを使って銀行振り込みをする
コンビニの提携ATMだけでキャッシングをするよりも、ネットキャッシングを併用することで利用手数料を節約することができます。
例えば、コンビニの提携ATMでキャッシングを利用すると、借り入れのときと返済のときとダブルで利用手数料がかかります。
1万円以下で108円、1万円を超えるキャッシングや返済の場合216円の手数料がかかるので、コンビニの提携ATMでキャッシングを利用した場合、1回のキャッシングで最大で432円の手数料を支払うことになります。
返済回数が多ければ当然それだけ手数料は増えていきます。
そこで、ATMではなくネットキャッシングを利用し、必要な金額をATMの利用手数料が安い、あるいは無料になっている銀行口座に振り込んでもらいます。
そうすれば、現金を引き出すのに手数料はかかりません。
ネットキャッシングの振り込み手数料は無料の場合が多いので、この方法でキャッシング時のATM利用手数料を無料にすることができます。
手数料がかからない銀行カードローンを使う
コンビニの提携ATMを使ってキャッシングを利用しても、ATMの利用手数料が無料になる場合があります。それには、銀行のカードローンを利用します。
消費者金融会社やクレジットカードでのキャッシングでは、どうしてもATMの手数料がかかってしまいますが、比較的多くの銀行のカードローンのコンビニの提携ATM利用手数料が無料になっています。
コンビニの提携ATMの利用手数料が無料のカードローン
- セブン銀行カードローン
- オリックス銀行カードローン
- 楽天銀行スーパーローン
- イオン銀行カードローン
コンビニの提携ATMの利用手数料が有料のカードローン
- 三井住友銀行カードローン(一部提携先有料)
- みずほ銀行カードローン
- ソニー銀行カードローン
銀行のカードローンはキャッシュカードとは別に手続きが必要になりますが、申し込んでおくと便利です。
キャッシュカードにカードローンの機能が備わっている場合もあります。
深夜に借りてすぐ返済するならキャッシングする方がお得
キャッシングのちょっと変わった使い方をご紹介します。
例えば、夜中に急にお金が必要になったけど手元にまったくない場合、朝まで待たなくても、コンビニの提携ATMを使えば銀行口座からお金を引き出すことができます。
ただし、夜間のATM利用手数料は通常日中かかる手数料のおよそ倍になります。
もし、コンビニの提携ATMの利用手数料が無料のキャッシングカードや銀行カードローンのカードを持っているなら、必要な金額をキャッシングしておいてすぐに返済すれば、銀行口座からの夜間の引き出し手数料よりも利息のほうが安くなる場合があります。
消費者金融会社によっては、借り入れから一定期間無利息というサービスを提供している会社もありますので、上手に使えばATMの利用手数料分を節約することができます。
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まとめ
身近な場所にあっていつでも便利に利用できるコンビニの提携ATMを十分に役立てるには、事前に準備や確認をしておくことが大事です。
今は必要なくても、もしかしたらキャッシングを使うことがあるかも?と思ったら、早めにクレジットカードのキャッシング枠の申し込みや銀行カードローン、消費者金融会社のキャッシングカードを申し込んでおきましょう。
ただし、キャッシングサービスはあくまでも、いざというときのためのもの。
計画的に無理のない利用を心がけることが大切です。
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